新築住宅の基礎工事完了しました。郡山市安積町新築住宅。

2015.02.02 (月)
大原工務店
 こんばんは。監督の渡邉です。
月曜日は週の初めなので、何かとばたばたしていました。毎週色々ありますね(・_・;)。

 郡山市安積町で施工を行った、基礎工事紹介しますね!!
丁張り
 以前に紹介した郡山市安積町の新築住宅と同じ敷地内にまた新たな基礎を作りました!!
分譲された8区画のうちの、2棟分基礎を作りました。
造成された区画ですので、過剰な残土が出たり、埋設物が出てくる心配がほとんどないので、スムーズに施工を行うことが出来ます。

 もともと、住宅が建っていたような敷地には、昔埋め立てたような埋設物が出てきたりします。事前にそのような可能性がある敷地に対しては、何らかの対応をしておかないと、後々危険です・・・・。

 いつものように、基礎の基準となる高さを出すための丁張を掛けていきます。
分譲地の中でも、境界からの離れ、高さをしっかりと確認します。ここで基準を間違えてしまうと、基礎を壊してやり直さなければなりません。洒落になりませんので、しっかりと確認・打ち合わせをします!!

根切り
 高さの基準を出したら、根切りを行い、砕石を敷き込み、捨コンを打設します。
捨コンは、鉄筋を組むための墨だしを行う為のコンクリートです。
鉄筋
 鉄筋の下に写っているのは、土間シートです。土からの湿気を上げない為の処置です。
 鉄筋組が完了したら、鉄筋のピッチ、太さなどをしっかり確認し、写真を撮ります。
検査
 鉄筋検査状況です。基礎工事の中では、第三者検査として、配筋検査があります。
かぶり
 コンクリートの強度を確保し、腐食を防止する為、スペーサーを置いて鉄筋のかぶり厚さを確保します。
 コンクリート打設を行ってしまうと、コンクリートを壊さない限り鉄筋の確認を行うことはできません。
その為、しっかりとした検査が必要です。
 特に、構造計算をして(今回の新築住宅は、長期優良住宅ですので構造計算を行っています。)基礎に負荷がかかる部分は、鉄筋を太くしたり、鉄筋の本数を増やしたりしている為、仕様が部分的に変わっている部分があります。

 配筋の中でも、若干補強などをしている部分があるので、しっかりと図面を確認し、施工されていることを確認し、写真を残しておくことが大事です。
 

外枠
 一般住宅の基礎は鋼製枠を使用するのが主流です。
鋼製枠は、木枠に比べ、効率が良く、何度も使いまわしが可能です。

 まず、ベースコンを打設し、立ち上がりの枠組みを行います。
内枠
 立ち上がりの枠組みを行ったら、先行で土台を留める為のアンカーを設置していきます。
 
 枠の芯に鉄筋が入っているか?基礎の立ち上がり幅は合っているか?高さは間違いないか?確認していきます。
 土台を留めるアンカーを先行で設置するのは、施工上の問題もありますが、図面に通りにアンカーが設置されているか?離れは間違っていないか?事前に確認する為でもあります。

 アンカーの設置位置が間違っていると、土台の継ぎ手部分にアンカーが設置されてしまう場合があります。継ぎ手部分にアンカーが来てしまうと、継ぎ手に穴を開けてしまうという問題が発生してしまうので、しっかり確認をしなければなりません。
ばらし
 立ち上がりコンを打設し、しっかり養生期間を経て、型枠をばらしていきます。
土間コン
 枠を解体しましたら、玄関土間とポーチ部分のコンクリートを打設し、基礎工事完了です。
 玄関土間部分は、床断熱が無いため、外部扱いになる為、基礎廻りに断熱材を充填します。
コンクリート打設前に入れておかないと後から施工することが出来ない為、忘れずに施工を行います^^;。

 基礎工事をバッと説明してしましたが、一通り施工が完了しました!!

 明日から土台入れが始まり、明後日建方予定です!!これから、また忙しくなります(^^)v。