郡山市安積町新築住宅。建方作業状況。ピン工法。

2015.02.04 (水)
大原工務店
 こんばんは。監督の渡邉です。
今日は雪が降っていますね(・_・;)寒さも厳しいく、とても辛いです・・・・・。
みなさまも車を運転するときはお気を付け下さい!!

 昨日紹介した、郡山市安積町新築住宅の建方状況です。
建方 (1)
 レッカーを設置し、建方準備完了です。
建方前には、足場を先行して設置しておきます。
足場が無いと、作業中に落下してしまったりと、とても危険な状態になってしまいますし、
作業効率が悪くなってしまいます・・・・。

 レッカー作業を行うとき、敷地に入る為の道幅は大丈夫か?設置することは可能か?狭ければ狭いほど注意が必要です。
さらに足場を先行して高い所まで設置してしまっても、建方作業に支障はないか?あらかじめ、しっかりと打ち合わせが必要になってきます。
建方 (24)
 レッカーで構造材を吊りながら、柱に梁を固定していきます!!

 今回の新築住宅はピン工法での施工でしたので、先行して柱や梁に金物を取り付けておきます。
ピン工法の良い所は、在来工法に比べ、工期が短縮できること。大工さんの手間がかからないことです。
在来工法は、構造用金物を取りつける手間と時間がかかります。そのかわり、ピン工法に比べ、コストは安くなります。

 どちらにも善し悪しがありますので、一概にどの工法が良いのかは判断できません^^;。

建方 (17)
 このように、専用の金物をあらかじめプレカットされ穴が開いている部分にはめ込んでいきます。
金物に梁を引っ掛けるように設置し、ピンを打ち付けていくわけです。
建方 (20)
 こんな感じでピンを打ていきます。
 
 この金物で構造強度を確保しているので、他に金物留めをすることはありません。
建方作業を行うと同時に構造金物で施工も行うことができるということです!!

 その為、工期の短縮にもつながるわけです(^^)v。
梁
 構造材の組方が完了しましたら、屋根下地となる垂木を設置し、野地板を張っていきます。
ここまで施工すると、屋根下地のルーフィングを葺くことができるので、雨が降っても一安心です。

 建方の日に、屋根下地まで施工を行ってしまいます!!大工さんも人を集めて、6人くらいで施工を行ってしまうのでかなり早いですよ(^-^)。

 後は、外壁廻りと塞ぐために、構造パネルのダイライトを張り付け、窓を設置し、透湿防水シートを張っていきます。ここまで、施工すると外回りが塞がるので一安心できます。

 工期も少ないため、急ピッチで進めていきますよ!!