雨樋補修の現調してきました。郡山市安積町K様邸。

2015.01.17 (土)
大原工務店
 こんばんは。監督の渡邉です。
今日は、夕方から天気が荒れ模様になってきて、今は風がすごいことになっていますね・・・・・。
帰るのが大変です(・_・;)。

 郡山市安積町K様邸の雨樋補修の現調をしてきました。

雨樋
 下屋部分の雨樋が縦樋の接続部分から折れて、樋が落ちてしまいました。
今回の原因としては、様々な原因が考えられました。

 雨樋は、破風板に受金具を設置し、受金具で挟めるようにして軒樋を取りつけています。
留めつける金具の部分が伸びてしまっていて、引っ掛ける役割を担ってませんでした・・・・。
雨樋2
 まず、考えられたのは2階から落ちてきた雪の影響で雨樋が金具から外れたのでは。ということです。
受金具は、端の一か所外れてしまうと風等の影響でどんどん外れやすくなってしまいます。
おそらく雪の重みで外れてしまい、年数を重ねてどんどん金具が外れ、最終的に樋が落下したと考えられました。

 さらに、写真で丸で囲った部分ですが、雨樋が破風板に干渉する為、雨樋に切り込みをいれて加工したようでした。
加工したことにより、雨樋が弱くなり、外れやすくなってしまったのではないかと考えました。

縦樋
 縦樋はそっくり残っていましたが、劣化している状態でしたので、塩ビの配管と繋がっている部分から切断し、新規で取りつけるようにしました。このような工事だと材料費は大したことなくても、人件費が割高になってしまいます。ちょっと残して工事を行うよりも一緒に施工を行った方が得な場合がありますよ!!

 交換したらまたアップします。

 最後に、雑談ですが。雨樋にも種類が有り、鉄の雨樋・塩ビの雨樋・塩ビの中に鉄が入っている雨樋とあります。
それぞれ善し悪しがあります。
 鉄の樋であれば、コストは安いがメンテナンスが大変。塩ビは腐食しないが、割れてしまう可能性がある。
鉄の入った塩ビは、割れる心配はないが若干の腐食は出てくる。

 といったような特徴があります。
どの雨樋を使うか?その地域や気候で樋の種類を選択しなければなりません。
ちなみに、今は塩ビの雨樋がほとんど使用されています!!