RC壁の仕上げについて。郡山市W様邸フルリノベーション。

2015.02.20 (金)
大原工務店
 こんばんは。監督の渡邉です。
今日は、穏やかな天気だったような気がしますが、夕方霙みたいなのが降っていて、雲行きも怪しくなっていたので、天気が崩れるのかとひやひやしていました^^;。

 今日は、マンションフルリノベーションの壁仕上げについて紹介します。

解体後
 水回りの配管や、間仕切り壁をすべて解体した状況です。
ここまで大きい空間になると、声が響いて不思議な感じでした。RCの躯体は吸音せずに反響するようです。

 ちょうど建物の中央には、構造躯体と思われるコンクリートの間仕切りがありました。
この辺の壁については、管理組合と打ち合わせをした上で、残すか残さないか判断しますが、簡単にぶっ壊して取り除くというわけにはいきません。はっきりと構造躯体と言い切れませんが、もし取り外して万が一の事があったら・・・・・・・・。という可能性もある為、取外しを断念しました。

 今回のマンションは、RCの打ちっぱなしに、下塗りモルタルを塗りつけたうえ、京壁仕上げをしていました。

 予算も無いし、壁の仕上げをどのようなするか悩んでいました。

 ここで重要になってくるのが、どのような空間に仕上げたいか?
RCを生かし、打ちっぱなし風にしてモダンな空間にするか?白を基調にしたカントリーな空間にするか?京壁を生かし、アジアンな空間にするか?壁下地を組み、新規面で仕上げを行うわけではなかったので、頭を悩ませていました・・・・・。


 この工事をして感じたことは、自分はどんな空間にしてどんなイメージを持っているか?
ここが固まっていないと、ブレにブレてどんどんわけがわからなくなってしまいます。そして、工事が進まなくなってしまいます。こんな感じに仕上げるんだ!!っていう強い気持ちが大事です(__)。


剥がし
剥がし2
 写真が汚くて申し訳ございません(・_・;)。
とりあえず京壁の仕上げ材を剥がしていきました!!木造では絶対にまねできない、打ちっぱなしの空間に仕上げよう(^^)v。
ということで、カッコいい仕上げにしようということになりました。

 しかしながら、240㎡近くある塗り壁を剥がすのは、かなり大変です・・・・・。2人でまるまる一日かかりました。


 ところが、剥がしたら剥がしたで問題が・・・・・・・。

 また、次回のお楽しみに!!