基礎工事。丁張・根切り作業始まりました。郡山市日和田町S様邸新築工事進みました。

2014.08.30 (土)
大原工務店
 こんばんは。監督の渡邉です。
この前の気温の低さが嘘のように、気温が上がりましたね^^;でも気候は秋の気配を感じさせるようですね。

 遅くなってしまいましたが、郡山市日和田町S様邸新築工事の基礎工事が本格的に始まってきました。
ブロック

 外構工事のブロック積を先行して行っていたため、基礎工事が少し遅れてしまいました。
境界線から少しブロックを逃がして、3段一部4段積で施工しました。境界線ぎりぎりに積んでしまうと、問題が起きてしまう場合がありますので、断熱材を隙間に入れて、1㎝~3㎝くらいブロックを逃がします。
丁張り

 敷地内に、建物の位置、高さを落とし込むために新築の建物の基礎周りに木材を使って囲いを作っていきます。この作業を丁張(やり方)と言います。柱となる角材に、幅の広い木材を横に流しているのがわかりますか?横に流している木材が高さの基準となり、その上に水糸を張ります。
 その水糸が、建物の高さと建物の通り芯を表すわけです。 要するに、新築工事の基礎の位置・高さの基準だしです。 丁張(やり方)の段階で間違えると、建物を取り壊すほどの危険があるのでとても重要な工程となります。 ですので、丁張検査をして入念に高さと位置の確認をします。
根切り

 建物の通り芯や、高さを基準に根切りを行っていきます。掘りながら深さを確認し、残土を出していきます。
今回の建物は、坪数も大きいのでかなりの土が出ました。
残土

 残土処分は、埋立地が限られてしまうので、処分するのにもかなりの距離を走って処分場に行かなければならない為、時間がかかってしまいます。現場の近くに埋め立てるところがあればいいのですが・・・・・・。その辺に捨てるわけにはいかないので、大変です。今は、不法投棄がかなり深刻な問題となっている為、産廃処分なども完全分別で徹底しています。エコですね!!
深基礎
 外構のコンクリートとの取り合いなどもあり、今回は一部深基礎となっています。
他の部分との高さが違ってくるため、基礎の深さを注意して確認しなければなりません。
また、高さが違う為、ベース鉄筋の取り合いが悪くなってしまうことにより、主筋が一体になりにくくなってしまうので、鉄筋組の時は注意して施工しなければなりません。
 高低差のある土地の場合は、深基礎にして外構をプランニングするなどの工夫も出てきます。高低差の土地の場合は、注文住宅のプランニングの段階での外構も要検討が必要となってきますね~。

 来週初め頃には、根切り、砕石敷き込みが完了し、捨コン打設・鉄筋組と進む予定です。
天気が続くといいのですが・・・・・・。