ベタ基礎鉄筋組完了しました。外側型枠も組み、配筋検査と設備配管予定です。郡山市日和田町S様邸新築住宅。

2014.09.09 (火)
大原工務店
 こんばんは。監督の渡邉です。
今日は、日中天気が良かったですね。むしろ暑いくらいでした。^^;

 郡山市日和田町S様邸新築住宅。鉄筋組が完了しました!!
施工前
 鉄筋組の前は、こんな感じでした。
まず、立ち上がりとなる鉄筋の骨組みを捨コンに打ち込み、横筋を番線で固定し、縦筋を番線でくくりつけていきます。
立ち上がりの縦筋及び横筋は@200ピッチで組んでいきます。
 縦筋の鉄筋径、ピッチはスラブの鉄筋よりは少し優しくなっています。構造計算をもとにした結果なので、間違いありませんが、スラブの鉄筋は@150や床の補強が必要な場合は@100などで入れたりします。たとえば、ピアノなどの重い機械を置きたい。等ですね。
鉄筋
 深基礎部分です。浅い部分と、深い部分の取り合いで主筋が切れてしまった部分がありましたので、しっかりとつなぎ込みを行いました。
100
 今回の新築住宅では、一部の部屋を床補強してほしいとのご要望がありましたので、@100ピッチで施工しました。他の部分と比べるとかなり狭く感じますよね。みっちりとした鉄筋組となっています。強度はばっちりです!!
 合わせて、人通口となる部分で、鉄筋が弱くなってしまう部分などには、鉄筋で補強を行います。
 第三者機構の配筋検査を明日行いますが、そういった細かい部分の指摘事項もたくさんあります。確認し、抜けている部分を直していくことで、自分自身のスキルもアップし、施工する職人さんの知識も増えるので、とても重要な検査になっています<(_ _)>
マーカー
 余談ではありますが・・・・・・。鉄筋を組み、番線で固定しているのですが、固定している部分に蛍光のマーカーが付いているのがわかりますか?見えにくいかもしれません(*_*)
 基礎屋さんが鉄筋を組むためには、機械を使用して、曲げや切断を行いますが、結束する前にはあらかじめ図面で寸法を確認し、鉄筋を結束する高さにマーキングをして留めつけていきます。こうすることで、何回も図面を見たり、スケールで鉄筋の取付位置を確認したりという作業を短縮できます。わかりやすく目印をつけるわけです。
 職人さんの作業を見ていると、何でも勉強になります。
 「邪魔だから、突っ立ってんな。!!」って怒られますが^^;。

 明日は、配筋検査と設備の先行配管を行います。
 当社の新築住宅は、長期優良住宅なので、設備の排水管も後々メンテナンスができるような施工を行っています。
後日改めて紹介させていただきます。
 
 明後日、ベースコン打設予定です(__)