工事契約後に変更は可能ですか?

ご質問

工事契約後に変更は可能ですか?

お答え

発注していなければ基本的には可能ですが、いくつか注意点が必要になってきます。

当社では、最終図面に承認をいただいてご契約してから発注作業に入らさせていただきますが、すでにメーカー等へ発注が完了している場合は変更は厳しい状況です。(増減が発生する場合がございます)
当社では、契約までに、企画プラン時、基本設計時、実施設計時とその都度ご説明させていただき、ご承認をいただいてから進めさせていただいていますが、その段階によって簡単に変更できる事とそうでない事があります。

例えば、企画プラン時の間取り変更は、勿論変更可能です。大いにご要望おっしゃって下さい。

しかし最終図面(実施設計)では、構造計算が終わっていますので簡単に間取りの変更というわけにいかない場合があります。

なぜなら、基本設計の段階で構造の検討も同時並行で検討し、プランごとに材料の構造図面も決定しているため変更すると構造計算が変わり単に材料の変更だけでは済まなくなってしまうためです。
変更によって契約金額のまま変更できる場合と増減が発生する場合がございます。
そして現場に搬入されていなくても、すでに発注してしまった材料は、購入費用を支払わなくてはいけない場合がございます。
また、変更によって納期が遅れる場合もございます。

以上の事もありますので、どうしても変更しなくてはいけない時は、工事の内容、工事金増減額工期等を双方納得の上、着手するといいと思います。

いずれにしましても安易な変更はせず慎重に行うことが大切です。