区画整理事業によって整備された住宅地の歩道のある幹線道路に北側が面した敷地に建設された住まい。街路に対して建物をどう構えるかは、外観デザインを決定する大きな要素となる。シンプルな切妻屋根の２階建に玄関屋根と一体化したキューブ(箱)の下屋を配置して２段に構えると、通りに対して優しい外観デザインが実現する。生活感を感じさせない為の開口窓のチョイスとデザインコードによる配置がスマートでクール！

キッチン・ダイニング

リビング・ダイニングを中心にファジーに仕切られたキッチンコーナーは、カウンターの高さを＋２００mm高めに設定して、キッチンユニットの手元を隠してガードしている。

玄関＋土間ホール

玄関土間からは洗面室及びキッチンコーナーへと直接通じる動線を確保されて、回遊性のある動線計画となっている。

目隠しルーバー＋玄関＋土間ホール

道路からの視線をファジーにさえぎる目隠しルーバーを設けた玄関土間から内土間を通して繋がる玄関ホール廊下への動線の先には、通風と採光を兼ねた開口窓が配置されている。