2014.10.11

家づくりコラム

軒ゼロ箱型住宅の外部胴部設置を行いました。郡山市日和田町S様邸新築住宅。

 通気シートを張り終えた状態です。シートの重ね、サッシ廻りの防水処理などしっかり確軒ゼロ認していきます。
 今回のS様邸新築住宅は、キューブ型の建物で、軒ゼロにしスッキリ・シンプルな建物を計画しています。緩勾配で軒先を無くし、板金で包む部分も極力小さく設計しているので、かなりカッコいい仕上がりになるのでは!!と思っています(^^)v
 軒先を無くすため、カッコよくなりますが、軒先の納まりをどのようにするか?何を使用したらいいか?何回も打ち合わせを行い、納まりが良い方法を考え、今回は、外壁下地に胴縁を取り付けることに決定しました。
 サッシ廻りの胴縁写真です。

 サッシ上端の写真です。
 当社の新築住宅では、窯業系のサイディング横張りを採用し使用しています。
横張りに仕上げ材などを張る場合は、基本的に直行方向に下地を入れます。フローリングの下地も同じ考えです。

 サイディングが横なので、下地となる胴縁は縦に入れていきます。通常、当社新築住宅は金物通気工法により外壁内を通気させます。
今回の木下地も同じく、外壁内を通気するように下地を入れます。胴縁と胴縁の間を空気が抜けていくわけです。
 ここで大事なのが、サッシ廻りの下地です。サッシのアングルに下地を直接付けてしまうと空気の流れが無くなってしまいます。空気を流れるようにするために、サッシの下端と上端は少し隙間を開けるわけです。ほんの少しの事ですが、とても重要なチェック項目です!!

 上り側の軒先です。先程と同様空気が流れるように、下地を少し開けておきます。
 胴縁を取り付けた後に、板金を巻いていきます。
説明するのが、文章だけではとても難しいので、施工後説明致します<(_ _)>。
 屋根勾配が緩いうえに、軒先も出ていない納まりなので、注意して施工をしなければなりません。外壁内も通気が確保できるようにしっかり確認を行います。

 胴縁取付が完了しましたので、屋根葺き及び外壁張りを来週から施工していきます。
来週頭は、台風が直撃する為、外部の工事はできないと思いますが、外部足場のからみのありますので、最短で施工を心掛けていきます。

 こんばんは。監督の渡邉です。
天気がとても良い一日でしたね。台風が近づいているとは思えませんね。連休最終日と14日の日が天気が悪く、予報では直撃するようですね^^;。みなさまお気を付けください。

 郡山市S様邸新築住宅、外部胴縁設置を行いました。

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