2016.03.28
家づくりコラム
アンカーボルトとホールダウンアンカーin本宮市Y様邸・新築住宅
こんにちは、社有携帯ゲットだぜ!工務部加藤です。
本宮市Y様邸、新築住宅の基礎工事をチェックしてきました。基礎工事は、コンクリートを打ってしますので特に見えなくなる部分です。ですので、やり直しなどがとても難しい工事になるのでしっかりとチェックしていきます。
次は、基礎の立ち上がりの型枠が図面の通り設置されているかのチェックです。 これも間違うと、柱の下に基礎が無いなどの状況が起きるのでしっかりと検査をしていきます。
最近は、構造材はすべてプレカット工場で刻んできますので、プレカットの図面と、基礎の図面を照らし合わせてチェックをします。
スケールをあてて、しっかりと検査をしていきます。
こちらは、ホールダウン用のアンカーボルト(基礎と柱を固定するもの)です。
木造住宅は、N値計算と言って地震の時に力が加わる強さを調べます。 ほとんどの場合、2階建ての建物は隅の柱(隅柱)に力が多く加わるので、加わる力が大きい場所にはホールダウン金物を設置して、その引き抜きを防止するために基礎から柱を引っ張って柱の引き抜きを防止する金物です。
ホールダウンの基準は・・・・
基礎への埋め込みは最低360mmです。
土台と基礎パッキンの厚みが120mm、柱に専用の金物で固定するので筋交いなどの絡みを避けるため長めのを使うのが一般的です。
写真のホールダウン用のアンカーボルトは800mmでした。
ですので、こちらも埋め込み長さは十分に確保ができていました。
基礎出来上がりの図がこちら。
アンカーボルト、ホールダウンアンカーのほかにも
チェックしなくてはいけないところが
たくさんありますが、
また別の機会に書きたいと思います。