2019.10.13

家づくりコラム

自社モデル 着工しました!  郡山市安積町 新築住宅 自社モデル

こんにちは!
大原工務店 工務の太田原です(ΦωΦ)
台風来ますね(>_<)
福島はもちろんですが、他の県の方々にも災害などがおきないように
安全を祈っております。。。
さて、大原工務店では、先月建方を行ったモデルがありましたが、それとは別に2棟目のモデルが着工しました~
配置などの検査は、水糸(みずいと)と呼ばれる丁張に施工された水平線を示す糸を使用して
計測していきます。
写真は境界から建物の離れを確認しているところになります。
高さも配置もバッチリでした!!!
これで次の工程に進むことができます(*´▽`*)
この丁張が間違って工事が進んでしまうと、最悪建物を壊すなんてことも、、、
なので、検査はとても大事なんです~
着工のはじまりは丁張(やり方)からです!
奥の木の柵のようなものが丁張といいます。
丁張とは、建物の正確な位置を出す作業のことで
水平方向の高さや建物の配置などの基準を出す工程になります。
基礎屋さんが丁張を施工した後に、丁張検査を行います。
高さの検査は、レーザーレベルという手前の器械を使用して計測します。
レーザーから出る光で高さの確認をしていきます。
その後の工程としては、根切り→砕石敷き→防湿シート敷き→捨てコンクリートの施工を行います。
根切り・・・建物の基礎をつくるために地面を掘る工事のことです。建物の基礎は、地面の下に埋めないと地耐力が得られないため、地面を掘る必要があります。
砕石敷き・・・根切りを行うと、根切り底(砕石を敷き詰める面)が乱されています。乱された土は沈下しやすいため、地盤面の安定化や平滑化するために砕石を敷きます。根切り面が安定しないと、基礎が傾く可能性がありますからね、、、
防湿シート・・・字のごとく地盤面から上がってくる湿気を断つことが目的です。湿気はお家にとって天敵ですからね~防湿シートと防湿シートの重ね部分にも規定があるので、チェックします!
捨てコンクリート・・・基礎の墨出し(位置を正確に出すこと)をするための下地作り。そして、型枠や鉄筋を組むために整った下地面を確保するために施工します。建物の強度を目的としているわけではないため、捨てコンクリートと呼ばれています。
次に、コンクリートのかぶり厚さの確認です。
このかぶり厚さが少ないと、鉄筋が腐食してしまい強度がしっかりと出ません。
それを確保するために、スペーサーブロックを使用します。
しっかりと60mm以上取れていますね!
配筋は基礎の耐久性や強度への影響力が大きいので、自社検査はモチロンのこと
自社検査が終わると、第三者機関の住宅センターさんに検査していただきます。
基礎工事はどんどん進んでいるので、またご報告したいと思います。
ここで、配筋の検査の様子をお伝えします。
まずは、スラブ(底盤)の配筋のピッチの確認です。
箇所箇所で、150ピッチ、200ピッチなどが出てくるので
図面どおりに施工されているか確認をします。
配筋はコンクリートを打つと見えなくなってしまうので
しっかりとチェックを行います。
その後に配筋の工程へと進みます。
配筋は、鉄筋を曲げたり加工したりして、図面通りに配置していく工程になります。
図面通りというのは、大原工務店ではすべての建物が長期優良住宅なので
構造計算をかけております。
その構造計算に基づいた図面通りに施工されているかが、とても重要になります!

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