2020.10.25
家づくりコラム
地盤改良工事、行いました。田村郡三春町 W様邸新築工事
W様邸は地盤調査の結果、改良工事が必要とのことなので、柱状改良と呼ばれる施工方法で地盤改良を行っていきます。
柱状改良とは、セメントを攪拌(かくはん)させながら穴を掘ることにより、地中に杭(柱)ができるという施工方法です。
これを支持層(固い地盤層)まで到達させます。
ベタ基礎の下にしっかりと杭が来るように寸法の確認がとても重要なのです。
地盤調査の結果を踏まえ、構造計算をして杭位置を決めても(図面を作っても)、
実際に図面通りに施工されていなければ、構造計算の意味がなくなってしまいます。
せっかくのカッコイイお家、長く住んでいただきたい。
また、実際にできた杭の一部をサンプル試験に回して強度を確認し、
地盤保障を出してもらいます。地盤改良工事はサンプル試験が終わるまで。
地盤改良の有無は実際に地盤調査をかけてみなければわかりません。
山を切り取った硬そうな土地でも要改良だったり、昔田んぼだった土地が改良不要だったり。
大原工務店では、新築全棟地盤調査を行い、お家が長い間に傾かないか、専門業者さんに調べてもらっています。
地盤調査を行い、地盤が弱い、またはお家が建つ範囲で地盤の強さにムラがある場合は、改良工事をします。
家を建てるのに地盤が強く問題ない場合は、地盤保障が20年付けております。
こんにちは、大原工務店 工務の加藤です。
田村郡三春町のW様邸新築工事では、地盤改良工事を行いました。