2021.05.26

家づくりコラム

土台、敷きました。本宮市白岩 W様邸新築工事

こんにちは、大原工務店 工務の加藤です。
本宮市白岩で建築中のW様邸新築工事では、土台敷きが行われました。
土台敷きとは、
基礎の上に水平に角材(土台)を設置してお家の骨組みを造っていく工程です。
土台は、構造躯体の中で「あえて」順位をつけるとするなら、
基礎部分の次に重要な部分です。(地面に近いほど重要)
大原工務店の土台は、耐久性耐朽性ともに高いヒノキ材を採用しています。

昔から「ヒノキはシロアリの心配はない。」といわれています。
しかし、防腐防蟻処理を怠ると、大きな蟻害を招くことになりかねません。
実際にヒノキの土台、柱でもシロアリに食べられてるケースは多々あります。
(確かにマツなどよりは強いですが。)
ですので大原工務店では、土台に防腐防蟻剤を塗布してもらいます。
土台の裏側は、工程上すぐに見えなくなるところなので、
しっかり確認します。(現場に間に合わず写真が取れない場合、大工さんに撮ってもらいます。)
大原工務店で採用している防腐防蟻剤(ぼうふぼうぎざい)は、エコパウダー社のエコボロン。
ホウ酸塩を主原料としていて、哺乳類にとっての急性毒性は食塩と同程度だそうです。
(腎臓を持たない生物だと消化しきれず餓死するそうです。)
また、揮発や分解によって無くなることがないので、「乾燥状態」であれば半永久的に効果を発揮してくれます。

その「乾燥状態」を担保するために、
床下断熱の場合は、基礎パッキン工法を採用しています。(玄関廻り、ユニットバス周りは気密パッキン)
床下を空気の通り道にすることで、乾燥状態を保ちます。
ヒノキ×エコポロン×基礎パッキンの三位一体で、
土台の耐久性と耐朽性を確保です。
ちなみに「土台が崩れる」という慣用句は、
建築用語から派生し、一般的に使われるようになった言葉です。

建物が元から崩壊する様の例えで、土台は特に重要な部分だと昔から考えられていたんですね。

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