近年、新築住宅や改築後の住宅などで、目やのどの痛み、頭痛、めまい、吐き気など深刻な健康不良を訴える方々の例が、多数報告されています。
これら一連の症状は「シックハウス症候群」とよばれ、原因の究明と対策が求められています。
シックハウス症候群で健康被害を及ぼす主な原因の一つにはホルムアルデヒドがあるといわれております。
当社では、新築住宅にホルムアルデヒドを分解する機能を付加した吉野石膏の「ハイクリンボード」を使用しております。
【標準仕様】シックハウス対策-壁材-
ハイクリンボードって??
石膏ボードの一種であり通常、住宅の壁・天井の面積のほぼ100%の部分に使用される下地材です。石膏ボードをハイクリンボードにすることにより、ホルムアルデヒドの濃度を低減し、部屋の空気をきれいにすることで、お子様の健康を守りシックハウス症候群を発症する可能性を軽減し安心安全な家づくり対策行っています。
ハイクリンボードの性能
室温が高い場合(35℃)[ビニールクロス仕上げ]
ビニルクロスを用いた場合でも、壁・天井の裏側からの透過を抑え、ホルムアルデヒド濃度を低減します。

上の表の通り、ビニルクロスを用いた場合でも、ハイクリンボードを用いた場合では通常の石膏ボードを用いた場合と比べて、ホルムアルデヒドは約半分に低減されます。壁・天井の裏側からの透過を抑え、ホルムアルデヒド濃度を低減します。特に、新築住宅ではF☆☆☆☆の建材を採用していても新築時には規制値を超えるホルムアルデヒドが発生するとも言われています。
ハイクリンボードの効果
ホルムアルデヒド吸収分解メカニズム
ホルムアルデヒドはハイクリンボードに吸収されると、ボード内に含まれる特殊な化学物質により分解され、無害な物質と水(H2O) になります。〔特許第4213365号〕
※ごく微量ですので、ボードの性能には影響しません
