木製ルーバーで北側ファザードをデザインする注文住宅

木製ルーバーで北側ファザードをデザインする注文住宅

概要

面積
1F面積:68.23㎡ 2F面積:56.31㎡
延床面積
124.54㎡(37.67坪)
北東道路の角地に建設された深い軒先を持つ寄棟の住まい。
敷地の形状と隣接地との関係等いわゆるロケーションを配慮して建物をどう構えるかが設計デザインの重要なポイントとなる。
駐車スペースの決定から玄関までのアプローチを設定することで、ファザードのデザイン構成を決定した。
玄関ポーチのひさしに木製パーゴラと木製ルーバーを設えて、通りに対しての建物の圧迫感を解消するとともに、印象的な外観を実現。

間取り

ギャラリー

広めのダイニング・リビングと小上がりタタミルームをL字型に配置して、開放的な空間が構成されている。
南・北・東の3方向に設えた開口窓はそれぞれ通風・採光などの機能性を考慮したチョイスで配置。

木製ルーバーで通りからファジーに仕切られた外土間に続く玄関の内土間には、飾り棚を兼ねたカウンター収納が設えてある。
プラスクロークで、満点の収納が実現した。
内土間に配置した窓や細部へのこだわりにより、北側の玄関が明るく、デザイン性の高い空間に。

キッチンコーナーから、洗面・浴室そして2Fへの階段との動線をつなげて構成し、家事動線に配慮した回遊性のある間取りとした。
リビング続きの和室はワンルームのようなオープンスタイルになっており、タタミルームはリビングより+20㎝の床高として間仕切り建具は省いている。