耐震改修も一緒に行っています!!郡山市田村町中古住宅リノベーション。

2015.03.12 (木)
大原工務店
 おはようございます。監督の渡邉です。
昨日ブログ更新しませんでしたので、朝から更新してみました(・_・;)。

 郡山市田村町リノベーションの耐震改修について紹介します!!

解体後
 工事前に、現況の柱の位置と、筋違の位置は天井に潜って確認を行いました。

 建物の状態を確認し、実際にどのくらいの耐力があるかを確認し、どのように補強を行うかを検討する為です。


 写真にも写っていますが、筋違は入っているものの、構造金物で止まっているわけではなく、厚みも現在使用している筋違に比べると薄いもので取り付けてありました。



木工事 (11)
 耐震診断を行い、現在新築で建てているくらいの耐震性能まで性能を上げる為に、構造用金物の設置、耐力壁の設置を行います。

 すべての構造材に耐震金物を付けていくため、今回のように壁や天井を解体して、現状確認を行わないと、正確な耐震診断を行うことができません。

 今回はフルリノベーションと一緒に補強まで行うことが出来るので、コスト的にも下げることができました。

 柱・梁についてはすべて金物で固定していきます。
新築で使用している金物と同じ仕様です。

木工事 (9)
 柱頭・柱脚に設置していきます。

 土台の緊結部分で不足している部分は、アンカーを設置して、金物で固定します。
木工事 (13)
 計算結果、不可が多くかかる部分には、強度の強い金物を設置していきます。
コーナー部分などに多く使用しました。
強度はN値で表す他、「いろはにほへと」で表記したりします。
図面上では、わかりやすくするため「いろはにほへと」で確認します。
耐震壁
 耐力がかなり不足していたため、耐力壁の設置位置が16ヶ所とかなり多めの補強となりました。

 耐力壁の設置まで完了したら、床下地を張って、床フロア張りに進んでいきます!!

 現在は、省エネ住宅ポイントが始まって、耐震改修でも補助金が出るようになっています。
耐震改修のみでは、採算が合わないかもしれませんが、リノベーションと一緒に耐震改修を行うのであれば、
今がチャンスかもしれません(__)。