解体完了後の大工工事進行状況です。束石設置・土間シート敷き。郡山市田村町中古住宅リノベーション。

2015.02.28 (土)
大原工務店
 こんばんは。監督の渡邉です。
今日はぽかぽか陽気で、お出かけ日和でしたね!!明日からは天気が崩れるようですよ・・・・。

 解体工事をしていた郡山市田村町中古住宅リノベーションも、解体が完了し、大工工事が始まりました!!


解体後 (8)
 解体後はこんな感じです!!
 内部は、構造躯体となる柱・土台・梁・小屋組みを残しすべて撤去しました。
下地がしっかりしているからといって、一部残したりすると、下地調整などの作業が出てきて、かえって大工さんの作業が捗らなかったりすることが多々あります。大工さんのみでなく、解体屋さんもあっち残し、こっち残しと作業をしていると、作業効率がわるくなったりします。

 その為、今回のリノベーションでは、下地はすべて解体し、構造躯体のみを残すことにしました。
大工さんの作業もバッシバッシ進んで行きますよ!!

ピンコロ
 今回の中古住宅は、ベタ基礎ではなく布基礎でした。布基礎は土間コンが存在しない為、ピンコロを置いて、大引きの受けとなる束を立てます。ちなみに、以前の束は本当の石の上に立ててありました^^;。

 まず、コンクリートで作られた束石(ピンコロとも言います。)を設置していきます。
土壌処理
 土壌処理をしていきます。
土壌処理2
 防蟻材と土壌処理剤です。
 ピンコロを設置したら、害虫・蟻から家を守るために土壌処理剤を撒いていきます。
土の部分のみではなく、基礎の立ち上がり、束石にも薬剤を撒いていきます。
害虫はどこからでも上がってくるという事です(*_*)。

 薬剤は希釈し、如雨露でがっちり撒いていきます。撒きすぎなんじゃないかってくらい、ぎっちり撒いたので、これで害虫対策はばっちりです(^^)v。
土間シート
 薬剤を撒いた後は、土の上に湿気が上がってこないようにする為に防湿シートを敷き込んでいきます。
これで湿気対策は完璧です!!

 この中古住宅の素晴らしい所は、床下の土がさらさらになっているくらい乾燥していたこと。
                     防蟻の被害が無かったこと。
                                      です。

 水回りの湿気が多い部分は、傷んでいましたが、全体的にみるとかなり構造躯体はしっかりしていました!!

 ここからは、耐震金物で柱や梁を補強し、耐力壁を設置していきます(__)。