解体状況です。郡山市W様邸マンションフルリノベーション。

2015.02.19 (木)
大原工務店
 こんばんは。監督の渡邉です。
今日は、一日天気が崩れることなく、過ごしやすい気候でしたね!!なぜか、色々な現場が重なって、ばたばた動いていました(・_・;)。

 フルリノベーションの続きの紹介で、解体の紹介をします。


解体
 解体工事は、ハツリなどの作業が出てくるため、音がかなり大きく出ます。
工事を始める前の、あいさつ回りは大切な仕事です・・・・・・。ご近所に挨拶をします。さらに、この建物はエレベーターがありましたので、しっかりと養生をして、ご迷惑にならないような処置をします。

 とりあえず、間取りを決めながら、解体工事を進めていきます。

 解体は、躯体の中に埋め込まっている配管などを除いて、すべて解体していきます。
ここで気をつけなければならないのは、外部の躯体部分をいじらないようにしていくこと。外部部分や共用部分まで手をつけてしまうと、補修費用が追加でかかってしまいます。なるべくなら、手を加えないようにしていった方が良いと思います。その為、外部躯体と一体になっているサッシは既存のまま残して、内窓を取り付ける工事を行います。
 現況サッシは、建付けが悪かったり、単板ガラスを使用していたりと、状態は良くありません。内窓を取り付けることで、隙間風も無くなり、暖かさも全然違います。

 設備系統の配管や配線に関しては、すべて入れ替える!!計画にしておいた方が間違いありません。


モルタル
 間仕切り壁撤去後の天井写真です。
枠跡
 建具枠が設置してあった部分で、木枠を撤去した後の写真です。
 壁は京壁仕上げ、天井はスラブに吹付け塗装仕上げをしていました。

 写真に写っている部分で、ねずみ色の部分がコンクリート表しの部分です。
壁下地や、木枠を取り付けてから、天井や壁の仕上げをしている為、隠れていた部分は仕上げ工事を行っていませんでした。

 間取りを変更すると、何かしらの処理を行わなければなりません。ただ、今回の工事では予算がなかったため、なるべく手をかけないで仕上げられる方法を考えました・・・・・・。

 コンクリート打ちっぱなしの部分には、下塗りをした後、仕上げをしていました。その為、現況のまま、仕上げてしまうと段差が出来てしまう為、段差の出来る部分はモルタル補修をすることにしました。

 壁や天井部分をすべて下地組をして施工すれば一番良いのですが、少しでも大工さんの手間と、材料費を抑える為、壁は間仕切り壁と水回りの壁のみ設置し、最小限で納めるようにしました。


 京壁仕上げのはどう処理をするか?・・・・・・・一番厄介な所は次回紹介します!!