農業用倉庫新築打ち合わせをしてきました。問題は崖にあり。郡山市田村町

2014.07.15 (火)
大原工務店
 こんばんは。監督の渡邉です。
今日も一日暑かったですね^^;夏って感じですね!!

 今日は、倉庫新設の為の打ち合わせをしてきました。
敷地
 今は更地になっていますが、以前はこの場所に味噌蔵が建っていました。
蔵を解体し、この場所にトラクターとコンバイン入れるための倉庫兼車庫を作りたいとお客様からご相談を受けました。

 倉庫兼車庫であまり大きくなくても、10㎡を超える建物は確認申請を出す必要があります。
さらに、現場は調整区域です。耕作証明が出なければ建物を敷地内に建てることはできません。
お客様は農家で、証明書も発行できるということで、問題なし!!・・・・・と、思ったのですが(*_*)
裏
 建物の裏から撮った写真なのですが、ご覧の通り崖になっています。
崖になっている一番低いところから、30°の角度で引っ張った所まで基礎が下がっていれば建物を建てることは可能ですが、引っかかってしまったら、土止めを設置する必要があります。さらに、新築で建てるものだけでなく、現在建っている建物も対象となってしまうということが発覚!!
 今日の打ち合わせでは、公図と登記簿謄本を取り、しっかりと建物の位置を出し、どの位置であれば新築できるか。
現在建っている母屋は確認申請を取っている建物か。それを確認してから進めなければならないな。という結論に達しました。
みなし
 さらに道路が狭いために、みなし道路にひっかかってきてしまいます。
4m幅が無いので、おそらく50㎝くらい道路を広くしなければならないのではないかと思いました。

 現在建っている建物の改修、特に調整区域に関してはかなり制約もでてきて、注意して計画しなければ
後々大変な問題が起きてしまうな。と、感じた一日でした。